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World of ATGET by Berenice Abbott
Eugene Atget(ウジューヌ・アッジェ)
印刷が良すぎて泣けてくる、アジェ先生の写真集です。
カバーが欠けてしまっているので、安価にしました。
何度見ても「美しい」と思えるアジェの写真。
構図が本当に完璧でして、配置や黒の引き方、ここも!ここも!と、見て欲しい箇所がいっぱい過ぎます。
アジェは、写真の歴史を語るとき必ずと言っても良いほど
絶対に出てくる、必要不可欠な重要人物です。
***
時代は、1900年代にさしかかろうとしている時。
1878年にゼラチン乾板が市販がされるようになり、更にはストロボなどが発明されカメラはどんどん持ち運びが楽になっていきました。
そんな時代、1890年に船員や兵士、劇団員などの職を転々としながら本書の写真家Eugene Atget(ウジューヌ・アッジェ)はフランスのパリに移住をし、最後となる職業、写真家となります。
アッジェを簡単に説明すると、
「今日までに、都市を写した写真家に最も影響を与えた人」
だと思います。
パリに移住したアッジェは、美術としての作品を生み出すためでも、雑誌などの広告で活躍するためでもなく、パリや近郊に見られる美的な景観やすぐれたものをすべてひとつのコレクションにまとめようと試み、「芸術家のための記録」という看板を自宅に掲げて、画家や建築家、デザイナーなどにプリントを販売していました。
小型化しているカメラには目もくれず大判カメラを担いで、人がいない早朝を狙って撮影をしていたアッジェの写真は、手触りが解りそうな程全てを完璧に捉え、細部の細部にまで目が奪われます。
図鑑としかいいようがない写真たちを買い求める顧客の中には、かのマン・レイや藤田嗣治などもいたそうです。
1925年にマン・レイの助手をしていた女性写真家のBerenice Abbott(ベレニス・アボット)が訪ねて来て、彼の作品に一目惚れをしたのがキッカケで、出会って2年後1927年にアッジェが亡くなった後に残された乾板の一部はアボットによってニューヨークに持ち出され、1930年に初の個展を開催しました。
その後、年を追うごとに無名だったアッジェの評価は高まって行き1981年から85年にかけて、数々の写真家を世に送り出してきたニューヨーク近代美術館(MoMA)のJohn Szarkowskiが連続回顧展を開催しました。
そして、今でもアジェは崇拝されているのです。
出版社:Horizon Press Publishers
刊行年:1964年
サイズ:33.5×26.3 cm
ページ:写真図版 176点
言語:英語
状態:ハードカバー、カバー付(カバー破れ)、布装
title:World of ATGET by Berenice Abbott
publisher:Horizon Press Publishers
publication Date:1964
size:33.5×26.3 cm
pages:176 black and white photography
language:English
condition:Horizon Press Publishers, 1964
176 black and white photography. Used - hardcover.
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