Freedom From The Known / Wolfgang Tillmans(ヴォルフガング・ティルマンス)
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Freedom From The Known / Wolfgang Tillmans(ヴォルフガング・ティルマンス)

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Freedom From The Known / Wolfgang Tillmans(ヴォルフガング・ティルマンス) 出版社:Steidl 刊行年:2006年 サイズ:28x23cm ページ:80pp 言語:英語 状態:初版、ハードカバー、布装、表紙汚れ、箔押しタイトル部分汚れ有 title:Freedom From The Known by Wolfgang Tillmans publisher:Steidl publication Date:2006年 size:28x23cm pages:80pp language:English condition:Steidl,2006.S.Used-Good.Hardcover,cloth. 時々、現代美術って?と思う。 現代美術とは、表現するその時代のその世界を表現したものという事なのだろうか。 現代美術がそうなのであれば、その時代の若者達に人気になる意味も解る。 その時代の若者文化を赤裸々に表現した写真家は多くいて、昭和のNan Goldinに対して、平成のTillmansと私は勝手に位置付けています。 赤裸々過ぎて、時々見たくないよと思うものもあるのですが、そこが写真家。アートという表現になっているのだよなっと、実家の奥底に埋もれていた自分の高校時代に撮っていた恥ずかしすぎる写真と見比べて、家族写真という思い出のアルバムに収められる写真ではないという事を思い知らされます。 1980年代から、周りにいた友人・知人を撮影していたティルマンスは、2000年に現代美術の登竜門とも言われているターナー賞を受賞し一気にその評価を上げていきます。 スナップ写真かと思えば、何を撮影しているのか分からない単色のみの写真シリーズになったり、絵ですか?写真ですか?それとも???と思える、写真という世界に囚われていない作品を生み出す彼の作品は洗練されていて、とてもシャープです。 そんなティルマンスの抽象的な作品を中心に掲載された本書は、ニューヨークで開催されたWolfgang Tillmans展に合わせて刊行されました。 本来ならば、レンズと印画紙の間にはネガがありますが、ティルマンスはネガなしで、光を印画紙に直接当てて制作したシリーズがあり、何が写っているのかただの単色のカラーフィルムのようにも見える作品たちは、額に入って飾られる訳ではなく、透明のケースのようなフレームの中にテープとピンだけで付け、浮力や重力をも作品に加えて見せたのです。 説明していても訳が分からない、肖像から抽象に変わったティルマンスを充分に楽しめる1冊になります。

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