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WHISPER OF THE MUSE
Julia Margaret Cameron(ジュリア・マーガレット・キャメロン)
Julia Margaret Cameron(1815-1876)は、写真の歴史が始まった初期の女性写真家になります。
写真の歴史を紐解くと絵の歴史から始まります。写真の歴史が始まった初期は「写真」より「絵画」の方が人気も価値もあり、人々も絵画の中に入る=肖像画を書いてもらうのがステータスでありました。
マーガレット・キャメロンは絵画の教養が根本的にあるヨーロッパの人々で、しかもお嬢様。日々触れていたであろう家に飾ってある絵画や骨董品、美術品も一流の物ばかりであったと思われます。
そんな一流のアートに触れて育った彼女は、晩年の1863年に娘からカメラをプレゼントされて写真を撮り始めます。
写真を初めて1年も経たないうちにロンドンの写真協会の一員となった程の実力の持ち主で、多くは週末に彼女の家に訪ねて来る上流階級の人々のポートレイトであり、絵画からヒントを得たフィクションの世界の写真たちです。
マーガレット・キャメロンの写真を観ていると、絵画との繋がりを強く感じ、写真の歴史の始まりがとても理解出来ます。
そして、彼女は「美」の追求者であるので、「美」とは一体なんなのかが解りやすい人でもあります。
本書は、キャメロンが参考にした絵画と一緒に彼女の作品が見開きで掲載されているので、何を写真でやりたかったのか、何に気をつけたのかよく理解出来る1冊です。
ポートレイトを撮っている人は必ず出会ってほしい人です。
出版社: P&D COLNAGHI & CO.LTD.
刊行年:1990年
サイズ: 24.7 x 16.6 cm
重さ:472g 梱包後:650g
ページ:128pp
言語:英語
状態:展示図録、ソフトカバー、角折れ
title:WHISPER OF THE MUSE
publisher:P&D COLNAGHI & CO.LTD.
publication Date:1990
size:24.7 x 16.6 cm
Shipping Weight: 650g
pages:128pp
language:English
condition:Exhibition Catalogue,1990.Used-Softcover