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[新刊/New] Todd Webb in Africa Outside the Frame / Todd Webb (トッド・ウェッブ)
Todd Webbのカラー写真をこの目で拝めれる日が来るとは。
人生生きてみるもんだなと思ってしまった1冊。
Toddは1905年生まれ、1935年にカメラを始め、ハリー・キャラハンと共にアンセル・アダムスのワークショップに通っていた人物です。
Todd Webbと言えば、Georgia O’Keeffeのお家とその家で過ごす彼女自身をモノクロで撮影した作品が有名です。写真を見れば「知ってる!」と思う作品があると思います。
彼は建物やその周辺の人々をモノクロで撮影して、そこの街や場所がどういう所なのか説明するのが上手い人です。特に建物を撮った作品が私は好きなのですが出身のアメリカで撮影された作品やフランスで撮影された作品があります。
そんなモノクロの彼のカラーが見つかったというから、もーーーーーー。
しかも、アメリカやヨーロッパじゃなくアフリカ!!!!
アフリカと言えば、ヴィヴィアン・サッセンの作品などにも言える太陽が強い国だからこその鮮やかな原色たち。そしてくっきりとした影のコントラスト。
当たり前なのですが各国で太陽の光が違うのだと、特にアフリカでアフリカで撮影された写真を見ると思わずにはいられません。光と影の絵である写真には重要な部分ですよね。
トッドのカラー写真というだけでも美味しいのに、更にはそんな他とは違うアフリカの土地で撮影だなんて!!!!!ごっつぁんです!ですよ。
1958年、トッドは国連から招待を受けて、トーゴランド(現在のトーゴ)、ガーナ、ケニア、ローデシア・ニヤサランド連邦(現在のジンバブエ、ザンビア、マラウイ)、ソマリランド(現在のソマリア)、スーダン、タンザニア、ザンジバルを3台のカメラを装備し、産業の進歩を記録していきました。
約1,500枚のカラーネガを持って戻ってきましたが、国連の広報局によって公開されたのはモノクロの20枚未満だったそうです。その後、作品は50年以上消息が解らなくなり、2017年にTodd Webb Archiveによって再発見されたのです。
巡回展の為に刊行された写真集になるので、アフリカのプロジェクトの説明や写真を歴史的にも芸術的にも説明しているテキストがあります。
アフリカという観点から見るのももちろん面白いのですが、やはりトッドの説明力がなせる1枚の中に埋め込まれた様々な情報がとても面白いのです。
そして1950年台、60年台の日本写真史を思い出しながら観察するのも面白い1冊でした。
ドキュメントがお好きな方、街や場所の説明するような写真がお好きな方には絶対見て欲しいです。
出版社:Thames and Hudson
刊行年:2021年
サイズ:30.5x25.5cm
ページ:256pp
言語:英語
状態:新刊、ハードカバー
title: Todd Webb in Africa Outside the Frame
publisher: Thames and Hudson
publication date:2021
size:30.5x25.5cm
pages:256pp
language: English
condition: New, Hardcover.
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