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A Harlem Family 1967 / Gordon Parks(ゴードン・パークス)
\こんな人にオススメ!/
・ユージン・スミスなどのドキュメンタリーがお好きな方
・密着する形で作品を制作した写真集好きさん
・アメリカの歴史をしっかり学びたいかた
・人種問題を勉強している方
戦後『LIFE』誌初のアフリカ系アメリカ人専属カメラマンとなったGordon Parks(ゴードン・パークス)の本作品は、1968年3月8日号に同タイトルで掲載され、後に多くの執筆活動や映画制作など幅広く活躍していきます。
1967年。自動車産業の不況に伴って工場で働いていた多くのアフリカ系アメリカ人が無職となり、困難な状況になっていたのにも関わらず、彼らはコケイジャンに人種差別をされ、アメリカ国民に多く語り継がれている「アルジェ・モーテル事件」という事件もおきました。
それは、コケイジャンの警察官が何の罪もないアフリカ系アメリカ人たちを強制訊問し耐え難い仕打ちをした事件であり、この年は各所で暴動が起きていた時代でした。
LIFE誌はこの問題の為にGordon Parksを召集し、彼は1ヶ月もの間10人家族のHarlemさん一家と暮らしながら、彼らがどんな苦難な状況にいるのか撮影しました。最初の1週間は撮影はせず、ただ家族と一緒に時間を過ごし、彼らの信用・信頼を得てから撮影し始めたそうです。
飢えに耐えきれず泣き出している子供の写真は胸を切り裂くようで、人種や階級に関係なく、アメリカ中の家族や子供たちを養ってあげてほしいという写真家の祈りがここに写っているようにも思います。
LIFE誌に掲載されてから大きな反響があり、一家に対して支援の申し出などがあり小さな家に引っ越せるようになりましたが、一家が暮らせたのはたったの1年のみ。予期せぬ火災が起こり家は完全に崩壊し、9歳の子供を含む数名の家族が犠牲となってしまいます。
この一連の写真を改めて再編集しなおしたのが本書であり、本書巻末にはLIFE誌の複写も掲載されています。
LIFE誌読者から多大な反響を及ぼした作品ですが、彼は「答えは、私が試すには大きすぎて複雑すぎます。社会は結論を出さなければなりません。私は個人的な経験を通してしか話すことができません。」と語っています。
アメリカ本国で多くの映画にもなっている1967年。
実際の問題を正直に正面から撮影した彼の作品から多くを学ぶことが出来るかと思います。
大変貴重な写真集なのですが、82pと83pにコーヒーをこぼしたような大きなシミがあり、写真作品にもおよんでいるので市場の価格からかなり値下げして販売しております。
小口にもいくつかの同様のシミがございますが、中のページに達しているのが2pのみです。
出版社:Steidl
刊行年:2012年
サイズ: 29.5x25.5cm
ページ:111pp
言語:英語
状態:古書、初版、ハードカバー、カバー付、小口シミ、82pと83pにシミ有
title:A Harlem Family 1967 by Gordon Parks
publisher:Steidl
publication Date:2012年
size:29.5x25.5cm
pages:111pp
language:English
condition:Used-Not Good,First Edition, Hardcover with dj.
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