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来たるべき言葉のために For a Language to Come / 中平卓馬 (Takuma Nakahira)
\こんな人にオススメ!/
・日本写真史で絶対に押さえておきたい1冊
・写真史で絶対出てくる写真集
・アレブレボケの表現がお好きな方
1970年に刊行されたオリジナル版の巻末に掲載されていた文章を取り除き2010年にオシリスが刊行した新装復刻版の本書。
写真史を紐解くと、アメリカ写真史、ヨーロッパ写真史と言われるとなんとなくこういう写真たちかなとイメージがわくなかで、日本写真史というと森山大道さんや中平卓馬さんの「アレ・ブレ・ボケ」をイメージする人が多いのではないでしょうか。
(木村伊兵衛さんのスナップも捨てがたいですが。)
日本の現代写真に大きな転換をもたらした1つの出来事は、従来の美的な思想を覆そうと、1968年に多木浩二さんや中平卓馬さん、高梨豊さんや森山大道さんなどの大御所メンバーが刊行していた写真同人誌「プロヴォーク」存在だと思います。
何が写っているのか解らない程のザラッザラに荒れ、更にブレてボケているドスの効いた真っ黒の写真たちは誰もが目を疑い、当時の社会に意を唱えました。
本書は、そんな世間に意を唱えた中平さんの初期の写真たちでまとまっており、この写真たちを含めた「プロヴォーク」は現在でも国内外問わず人々を魅了し続けています。
中平さんは、本書のオリジナル版が発売された3年後に刊行したエッセイ「なぜ、植物図鑑か」で中平さん本人が一連の写真を否定し、写真は図鑑のようであるべきだと主張しました。
1977年に急性アルコール中毒で倒れてから、重度の記憶喪失と失語症を患い、当時なぜ否定したのか、中平さんの思いは中平さん本人も解らないものとなりました。
病に倒れても写真を撮り続け、言葉が出てこなくとも写真で表現し、写真を撮る事を辞めなかった中平さんという写真家の意欲は写真から強く強く伝わって来ます。
本書は絶対に見ておかなければいけない日本の写真史であり、中平卓馬という写真家を開花させた写真です。
オリジナル版は「0」が1つ増えて桁が変わる程の希少価値があり、中々手に入りませんが、中平さんをしっかり再発見する為にも手にしておきたい1冊です。
出版社:オシリス
刊行年:2010年
サイズ:30x 20.9 cm
ページ:160pp
言語:日本語、英語 (小冊子)
状態:古書、ハードカバー、英文小冊子付き、角イタミ有
title:For a Language to Come
publisher:OSIRIS
publication date:2010
size:30x 20.9 cm
pages:160pp
language:Japanese, English (booklet)
condition:Used-Good, Hardcover with a booklet.
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