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[サイン入/Signed]復刻版 消滅した時間 / 奈良原一高(Ikko Narahara)
\こんな人にオススメ!/
・作り込まれた世界観がお好きな方
・質感が鋭く伝わってくる写真がお好きな方
・見たことのない表現の創作を勉強したい方
うわ。サイン入ってる。。。
(この本の前に奈良原さんいただんだなー......)
改めて見ると、ソス様のSong Bookにも見えるよなー。
***
森山大道さん、中平さ卓馬さんの憧れに兄貴たち、4強の細江英公さん、東松照明さん、川田喜久治さん、そして本書の奈良原一高さん。
奈良原さんは4強の中で1番の写真集好きだったのではないかと想像しています。そう思うくらい、様々な先人の写真という視覚表現を反復している姿が写真から掴めます。それだけには飽き足らず、何より凄いのがそれらを自分の色に染めて誰もが驚く作品を作っているところです。
本書は1975年に刊行された同タイトルの復刻版となっており、1970年から74年にかけてアメリカのアリゾナやユタなどで撮影された作品がまとまっています。
1955-56年に撮影されたRobert Frankの『The Americans』からの、1966年のニュートポグラフィー、そして1967年のGarry WinograndやLee Friedlanderのニュードキュメントなどを感じる本作品。
それもそのはず。奈良原さんは写真を1から考え直したいという思いから、1971年にダイアン・アーバスのワークショップに参加している。本書の撮影年の間のことだ。
LeeやGarryのコンポジションも見えつつも、やはりスイス人のRobert Frankがアメリカに来て撮影したように、移民としての視点が本書からもしっかりと観てとれます。
写真家のパーソナルな側面で風景を抜き出したこれらから、アメリカで観た衝撃な風景に対して立ち向かっているのが解りますが、観光者の目線にはなっていないところで奈良原さんの真の強さを感じます。
1968年に中平さんや森山大道さんが『Provoke』を刊行しており、後にアメリカに奈良原さんは渡り、同時期にはエグルストンやショアがカラーで写真を撮影し、1974年にRobert Adamsの『The New West』が刊行。そして75年に本書。1976年にエグルストンがMoMAで展示か。
そういえば、本書の作品を見ているとAlec Soth様の『Song book』に近しいような。。。と思うと、奈良原さんがアメリカ写真家が写真表現したかったことが掴めていたのかもなんて思ってしまったりもして、奈良原さんの写真の落とし込みはやはり深度があるのだなと感慨深くなります。
貴重な1冊になりますので、お買い求めはお早めに!
出版社:クレオ
刊行年:1995年
サイズ:31×31cm
ページ:
言語:日本語、英語
状態:古書、復刻版初版、ハードカバー、サイン入、カバー付、カバー折れ少有
title:Where Time Has Vanished [1970-1974] / Ikko Narahara
pu]blisher:CREO
publication date:1995
size:31×31cm
pages:
language:Japanese,English
condition:Used-Good,First edition,Hardcover,Signed,
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