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【blog vol.1】こんにちは。はじめまして。bookobscuraです。

bookobscuraの96です。
久しぶりに数字の96を名乗れる事に小さく感動と興奮をしています。
はじめましての人には、なんの話し?ですね。

少し時を遡ると、2009年。
青山にあった旅の本屋「BOOK246」というお店で店舗責任者をしておりました。

数字の96という名前は、BOOK246のtwitterで使っていたニックネームで、よくお客様にレジで「96さんですか?」なんて言われて話が弾み、すぐにでも再会したい忘れられないお客様達と出会うことが出来ました。

入居していたビルの建て壊しに伴い、多くの人に惜しまれながらも2014年に閉店したBOOK246は、私にとって戦友であり、子どもでもあり、彼氏でもあった大切なお店でした。

そこで経験出来た仕事内容と、沢山の奇跡は今も私の基盤になっています。

何年も何年も走り続けたBOOK246という新刊書店を閉店させてから、私は本屋を経営していく上で試してみたい事があったので、神保町の小宮山書店で、古本屋の経営を学ぶべく修行をさせてもらいました。

新刊書店と別次元の奥が深すぎる古本屋の世界は私を魅了し、あっという間に数年もの時間が過ぎ去って行きました。

修行時間はここでおしまい。
さて次は、思い描いていた自分のお店を持つという計画がSTARTしようとしています。

photograpy ∞ heart / mind

〈book obscura〉は、写真集やアートブックを専門に取り扱うお店になるので、原始のカメラである「camera obscura(ピンホール・カメラ)」から命名しました。

カメラのように年代や世代、国や地域を越えて、人びとが見てきた世界を映しだす場所であり、古書と新しく刊行された旬な本を織り交ぜながら、私たちが生きる今この瞬間の新しいカルチャーを発信していく活動をしていきます。

先にONLINE SHOPをスタートさせましたが、小さなギャラリーも併設した、実店舗を残暑が残る時期に開店させる予定です。

いつ来ても楽しめて新しい発見があり〈mind〉が充実していくのはもちろんのこと、私にとって本が薬であるようにお客様の気分に合わせて本をそっと処方して〈heart〉も充実していくような店舗にしていきます。

また皆さまと直接お話し出来るまで、この場で活動状況を更新して行きますので、今しばらくお待ち頂ければと思います。

instagramとtwitterもございますので、そちらも合わせてお楽しみ下さい。

長い文章にお付き合い頂きありがとうございます。
それでは、次回の更新まで。

96でした。
※写真はこの頃撮影した、太陽が昇り始めた朝日に照らし出された私。

過去の店主note
https://bookobscura.com/news/5aea9a18122a7d1f480004fa