NEW! 【SHOP】book obscuraコーヒーはじめました!
book obscuraが大事にしていることは
「写真集を1pずつゆっくり見てもらう」ということ。
そのための空間や選書、音楽、空気感、香り、など考えてお店を作りました。
写真集をしっかりと見るとなると長い時間を要し、
写真集の内容によっては少しの休憩が必要な物もあります。
そこで、開業当初からコーヒーも販売することで
よりゆっくりしてもらえるのではないかと考えました。
この旅、私たちのお店をとても好きになってくれて、
古今東西様々なロースターさんを周り、
コーヒーを1杯売るのにしっかり農園さんや
ロースターさんに還元される淹れ方や説明をして販売したいという
同じこだわりをもったバリスタのDAIKI君に出会い、
book obscuraで美味しいコーヒーを淹れてくれることになりました。
book obscuraは、オリジナルのコーヒー豆でコーヒー1杯を販売しません。
その月によって、その展示によって、そのフェアによって、
販売するコーヒーの味が変わります。
なぜならば、写真集を見て、写真展を見て
「味覚」でも「写真」を感じ取ってもらえたら嬉しいから。
写真展を見て、写真集を見て味覚からも楽しめるよう、
バリスタのDAIKI君が展示に合わせて様々なコーヒーをセレクトしてくれています。
私たちのこの取り組みに協力して下さるロースターさんへ足を運んで貰えたらまた嬉しいです。
毎回同じコーヒーは味わえませんが、
全ての感覚を使ってゆっくり写真を見て貰えれば幸いです。
店主
///11月のコーヒー///
11月19日に開催された
「竹之内祐幸(写真家)と土屋仁応(彫刻家)のトークイベント」に合わせてチョイスしました。
アーティストお二人の作品から感じた「孤高/紫/気品/静寂/色気」を探し求めた結果、
glitchcoffeeandroastersさんが焙煎した「ALAKA(Ethiopia)」にたどり着きました。
温度帯によって次々と味が変化するので、トークイベント中のストーリーに合わせて、
味覚からも同時に物語を感じられると予想しました。
黄桃のようなやわらかい酸味からはじまり、
温度が落ち着くとドライレーズンのような繊細な甘味、
最後にはブルーベリーチョコレートのような落ち着いた液体へと変化する様は、
見事にお二人の写真集をゆっくりと時間をかけてめくっている時の感覚とリンクしました。
お店にいらした際は、ALAKAを飲みながらお二人の写真集をめくってみて下さい。
視覚、味覚、嗅覚、そして感覚がリンクする感動を体験できるはずです。
是非、時間をかけてゆっくりと。
text by DAIKI
///11月のラインナップ///
≪ALAKA≫
Country…Ethiopia
Roaster…glitchcoffeeandroasters
Process…SUN DRIED
Elevation…1900-2300m
Flavor…Strawberry,Grape,Peach,Apple,Prune,Floral
昼下がりの暖かい陽光のようなやわらかな酸味からはじまり、
ドライフルーツの穏やかな甘さとジャスミンのような華やかな余韻が続きます
///今回ご協力頂いたロースターさん///
glitchcoffeeandroasters
限りある時間のための、価値ある1杯を提供する。
焙煎や抽出だけではなく、産地や農園、そして精製方法、
品種にまで及ぶ全プロセスにこだわり、
コーヒー豆本来の個性が伝わるような、
価値ある1杯を日本の喫茶店文化が息づく街、神保町で提供します。
東京都千代田区神田錦町3-16 香村ビル1F
各線「神保町駅」A7出口徒歩5分、A9出口徒歩2分
WEEKDAYS 7:30-20:00 WEEKENDS 9:00-19:00
不定休 / NO SCHEDULED HOLIDAY
03.5244.5458 / +81.3.5244.5458
[email protected]
///バリスタプロフィール///
チーフバリスタ
DAIKI
(※水・土担当)
大学在学中、バンクーバーへ留学。現地のスターバックスで働くためにレジュメを持ち30店舗以上に飛び込むも、カフェでの経験がなかったため面接さえしてもらえず、やむ終えず断念。その悔しさから、帰国後すぐにのスターバックス浅草駅前店に入社。コーヒーの基礎とホスピタリティを学び、その後時間帯責任者として店舗マネジメントを担う。2016年、東京ビッグサイトで開催されたSCAJにて本物のバリスタとスペシャルティコーヒーに出会い、その後さらにコーヒーの世界へのめり込む。スターバックスで勤務しつつ、休日はスペシャルティコーヒーを扱うコーヒーを屋を巡るだけでなく、セミナーに参加し知識と技術を得る。現在は、スターバックスコーヒー浅草駅前店、BOOKandBED Asakusa、Glocal Cafe Aoyama、book obscura吉祥寺の4店舗にてバリスタとして勤務中。スペシャルティコーヒーを多くの人々に知ってもらうことで、日本のコーヒー業界のサイズアップをはかり、現在はカフェ店員の延長とみなされている「バリスタ」という職業の地位を高めること、またコーヒー生産地になるべく多くの対価を還元することで生活向上に貢献し、品質の高いコーヒーを一緒に作っていくことを目標としている。究極は、コーヒーに携わる地球上全ての人々が平等に幸せを感じながら笑顔で生活してほしいと願っている。