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会期延長!【Gallery】新納翔『PEELING CITY 都市を剥ぐ 』刊行記念展示 1/25-2/12

///ステートメント///

写真家・新納翔(Sho Niiro)の新作写真集『PEELING CITY 都市を剥ぐ (ふげん社刊)』の発売を記念した展示を開催いたします。

『今回の展覧会では、写真を見てもらうのではなく、写真を紐解いてもらおうというコンセプトを軸にしている。
言ってしまえば、作家がアウトプットしたものではなく、作家の脳内に入ってもらおうという趣である。
写真の解釈に正解がないように、群となった写真が意味するところをインタラクティブに思考すること、
それこそが写真を見せる行為の核ではなかろうか。』
写真家・新納翔

オープニングレセプション、トークイベントを予定しております。
皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひ足を運んでいただけましたら幸いです。

会期:2018年1月25日(木)〜2月5日(月)*火曜・水曜定休

★会期延長! 2月12日(月)まで開催中★

オープニングレセプション:1月27日(土)17〜20時
トークイベント:2月3日(土)18〜20時
*トークイベントの詳細は下に記載あります
*2月3日(土)はトークイベントのため、会場は17時クローズとなります

協力 渡邊美術印刷株式会社

///『PEELING CITY 都市を剥ぐ 』ステートメント///

「ドヤ街山谷で7年間、築地市場で2年半、実際に働きながら撮影してきたが、世間から見て特殊だと思われている場所も2020年のオリンピックに向けて均質化してきている。かつて山谷特有の問題だった孤独死なども、今やどこでも起こりうる問題となった様に、ドヤ街から表層的な現代社会に拡散し、問題そのものが見えづらくなっている。

かつて高梨豊氏が「東京人」を撮影した時に自らを景色の「拾い屋」と称したが、それは現代と比べ様々な問題が見えやす状態だったのだろう。

山谷や築地市場での経験から、それらも東京を構成する1つの点に過ぎないと感じる様になった。

現代都市に拡散した諸問題の本質を見出すには、東京をより広く俯瞰的な視野で、表層を剥ぎ取る(PEEL)ように各所に潜む闇の本質を探らなければならない。

本書は、2007年からの10年に渡りそうした視野で東京を捉えた写真集である」。

新納 翔(Sho Niiro)

///オープニング レセプション///

日時:1月27日(土)17〜20時

*入場無料
*予約不要、どなたでもご参加いただけます
*キャッシュオンでビールとソフトドリンク、コーヒーをご用意いたします

///トークイベント///

新納翔 ×中藤毅彦×タケザワケンジ

写真史に刻まれた写真と共に考えるストリートスナップ座談会です。
写真家はなぜ路上で見知らぬ人や景色を撮るのだろうか?
ストリートスナップの歴史を振り返りつつ、いま、現役で路上に立つ二人の写真家にその理由と意味を問います。
そしてこの先、テクノロジーの進化とともにどう変化していくのか。
過去から未来までのストリートスナップを紐解く豪華登壇陣による鼎談となっています。

日時:2月3日(土)18〜20時
定員:30名
参加費:2000円(ドリンク代込み)

トークイベントは事前予約制です。
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件名「新納さんトークイベント」
参加者名:
人数:
ご連絡先:(電話番号)
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を明記の上メールにてお申し込みください。
参加費は当日お支払いください。

申込先:bookobscura@indoorbooks.jp 担当:黒﨑

*お申し込み後、折り返しメールにてご連絡いたします
*キャンセルの場合にはお早めにご連絡頂けますようお願い致します

///ゲストプロフィール///

写真家・中藤毅彦(なかふじたけひこ)
1970年東京生まれ。 早稲田大学大一文学部中退。東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。 都市のスナップショットを中心に作品を発表し続けている。 国内の他、東欧、ロシア、キューバ、パリ、ニューヨークなど世界各地を取材。 また、裸のラリーズ、ゆらゆら帝国、恒松正敏などのロックミュージシャンのオフィシャルカメラマンを担当するなどアーチストの撮影も行う。
作家活動と共に、東京四谷三丁目にてギャラリー・二エプスを運営、展示の他、ワークショップ等多数開催。
写真集に『Enter the Mirror』,『Winterlicht』,『Night Crawler』,『Sakuan,Matapaan-Hokkaido』,『Paris』,『STREET RAMBLER』がある。
第29回東川賞特別作家賞受賞。第24回林忠彦賞受賞。

評論家・タカザワケンジ
1968年前橋市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。写真評論、写真家インタビューを雑誌に寄稿。写真集の編集、写真についての展示など、写真のアウトプットに対する実践も行っている。解説を寄稿した写真集に渡辺兼人『既視の街』(東京綜合写真専門学校出版局ほか)、富谷昌子写真集『津軽』(HAKKODA)ほか。著書に『挑発する写真史』(金村修との共著、平凡社)があるほか、ヴァル・ウィリアムズ著『Study of PHOTO 名作が生まれるとき』(ビー・エヌ・エヌ新社)日本版監修。東京造形大学、東京綜合写真専門学校、東京ビジュアルアーツ非常勤講師。

///作家プロフィール///

新納翔(Sho Niiro)
1982年横浜生まれ。麻布学園卒、早稲田大学理工学部にて宇宙物理学専攻。5年次にて中退後。2009年より新宿四ツ谷の自主ギャラリー「ニエプス」にてメンバーとして二年間参加。

以後、川崎市市民ミュージアムで講師を務めるなどしながら写真活動を東京拠点に継続。また、10年強にわたり研究してきたデジタルプリントのワークフローを含め、SNSやデジタル時代ならではの写真および、プリントのあり方を模索している。

来年度より新潮社にて都市論の連載「東京デストロイ・マッピング」を持つなど、執筆活動も行なっている。


■主な個展
道脈 (Gallery Niepce 2006)

横浜遥か近景 (Garellia Q,Tokyo 2007)

Out Line (Garellia Q,Tokyo 2008)

Dystopia Nippon (Gallery Niepce 2009)

山谷Now (Gallery Niepce 2009)

道脈 #2 (Gallery Niepce 2009)

Dystopia Nippon #2 (Gallery Niepce 2010)

道脈 #3 (Gallery Niepce 2010)

NoSunnyDays (Gallery Niepce 2010)

山谷 (Zen Foto, 北京 2011)

帳場カメラマンが見た山谷 (広島大学 2012)
拡散する山谷(渋谷LOFT 2015)
築地0景 (ふげん社、東京 2015)
PEELING CITY (ふげん社、東京 2017)

■主なグループ展
Spicilegium Amecitiae (Totem Pole Photo Gallery 2010)

No Found Photography(パリフォト, 2012.11)
The Histoic Future 8.4 Yokohama 新納翔×下平竜矢 (大蔵寺、神奈川 2013)

Japan Expo (東京フォト, 2014)

Another Side (新宿ベルク 2016)

photobook show (イギリス 2014)
築地ラビリンス 新納翔×土屋勝義 (ふげん社、東京 2016)