【Gallery】accessory&photo exhibition 透辺舎『そうならなかった場合 』8/2-8/20
アーティスト・志度ゆうりとデザイナー・原田彩によるプロジェクト「透辺舎」による、作品展示&販売会を開催致します。会期中は鈴木彩による『そうならなかった場合』の写真も展示・販売いたします。
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"時間をとどめる実験"
一瞬にまさる永遠はないと思っています。
例えば素晴らしい空間や景色、音楽、会話、天気、
その時の気持ち。
それらは一瞬で過ぎ去ってしまい、
もう二度と同じ条件では訪れてくれない。
それを共有した人達の記憶の中だけに生きる掴めないもの。
形に残らないから、良い。
けれど永遠にこのままでいたい。
この矛盾になによりも惹きつけられます。
瞬く間に枯れていく葉っぱの時間を
とどめる事は出来るでしょうか。
私はそれがしたい。
text by 志度ゆうり
会期:2018年8月2日(木)〜8月20日(月)
在廊日:毎週木曜・土曜日
定休日:火曜・水曜定休
/////作品について/////
19歳の頃からこのテーマは常に私の中にあった。自分の足で遠くへ行けるようになり沢山の景色を見て、面白い人達に出逢って心を通わせられるようになった頃から(ずっとこの時間が続けばいいのに)という気持ちに頻繁になり、次第にそれは(この瞬間は二度と無いのだ)という当たり前の事実にぶつかるようになる。そこからずっと、人の記憶の中にだけ存在する、ある瞬間の匂いや景色や音、色のかけらのような世界観そのものを閉じ込める作品づくりをしてきた。
新しいプロジェクト透辺舎では時間をとどめた葉っぱと写真集、“世界観を閉じ込める”という挑戦の制作をしていきます。
まだ生き生きとした剪定された葉っぱの色を抜き、時間を閉じ込めるように一針ずつ刺繍していく作業。写真集もまた、その瞬間を閉じ込めた時間の箱だと思う。
本作「そうならなかった場合」は、人は子供の頃に周りの大人や自身が思い描く “こんな大人になるんだろうな” という予想があっても、ある些細な(あるいはとんでもない)出来事によって予想とはなんだか違う人間になった。という事について考えながらつくり上げた作品です。
(志度ゆうり)
/////販売作品/////
One of a kind leaf + Original photo book
刺繍した葉と写真集の組み合わせ
そうならなかった場合
¥12960-
50部限定
発行:透辺舎
企画:透辺舎
制作:志度ゆうり
写真:鈴木彩
デザイン・製本:原田彩
モデル:尾崎 紅、尾崎藍
ヘアメイク:前田紗良
/////透辺舎/////
アーティスト・志度ゆうりとデザイナー・原田彩によるプロジェクト。
本作が初めての作品となる。