【gallery】小林紀晴 写真展『tokyo nature photo』2018.11.15-12/10
11 月15 日より、小林紀晴 写真展『tokyo nature photo』を開催いたします。展示にあわせて『tokyo nature photo』と題した作品集を200部限定で当店のみの販売をする他に、トークイベントも開催致します。
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私は以前から「ネイチャー写真」の存在が気になっていました。どこまでがそう呼ばれ、どこからそうでなくなるのか。その境界がよくわからなかったからです。一般的に「ネイチャー写真」とは自然の中で動植物の生態や風景などを撮ったものをさすはずです。もちろんそのことに異論はないのですが、都市にも「ネイチャー写真」は存在するはずだ、という思いがあります。正しくは都市と自然の境界を見てみたい、ということなのかもしれません。そんな思いから、ここ数年、35mm フィルムカメラで散歩するように東京で「ネイチャー写真」を撮っています。
小林紀晴
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会期:2018年11月15日(木)〜12月10日(月)
*火曜・水曜定休
作品:4 切 モノクロプリント 約15 枚。
★トークイベント:11月29日(木)19:00-20:30
*イベントの詳細は下に記載あります
*11月29日(木)はトークイベントのため、会場は18時クローズとなります。
///限定作品集詳細///
小林さんが東京を歩き、見つけた「自然」の写真と思考を1 冊にまとめました。200部限定で当店のみの販売となります。
タイトル:tokyo nature photo
著者:小林紀晴
発行:book obscura
サイズ:A6 中綴じ
ページ:24P 1C
エディション:200部限定、サイン入り
価格:500円(税抜)
///イベント詳細///
この11月16日に発売される『写真で愉しむ 東京「水流」地形散歩』(集英社新書)がどのように出来上がったかを中心にスライド上映と共に紹介します。本のなかにはシノゴカメラで捉えた東京のモノクロ写真が多く掲載されていますが、そもそもの撮影のきっかけ、どのような視点、方法、技術で撮られたのか、あるいは水に削られた東京の地形とは、いったいなに?といったことについて語ります。
日時:2018年11月29日(木)19:00-20:30
定員:30名
参加費:¥1000(ワンドリンク付)
参加申し込みは以下URLよりお願い申し上げます。
(googleフォームへ移動します)
https://goo.gl/forms/54zRjTVbjHtSS0Vy1
///プロフィール///
小林 紀晴(こばやし・きせい)
1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。新聞社にカメラマンとして入社。1991年独立。アジアを多く旅し作品を制作。近年は故郷・諏訪と東京を見つめなおす作品制作も行っている。著書に『メモワール』、『kemonomichi』、『Silence of India』、『ニッポンの奇祭』、『見知らぬ記憶』『写真で愉しむ 東京「水流」地形散歩』など多数。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年『遠くから来た舟』で第22回林忠彦賞を受賞。
https://www.facebook.com/kobayashikiseiphoto/