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【店主note】店内で講義

今日はデザインを学ぶ学生さんたちに、“そのままの世界”と“作られた世界”の比較から、デザインの際に重要な“余白”で見る写真の違い、そして、歴史などなどを店内でお話しさせて頂きました。

写真集の見方を説明したらとても感動して下さって、「さー!店内の写真集を見てご覧!!!」と言ったら、飲み込むように、吸収するように、見る目が変わって写真集を楽しんでいる姿がとても嬉しかったです。

先日の投稿で、ソウル・ライターが「新しいものなど何もない」と言っていたとお伝えしました。

先人たちが既に素晴らしい事をしているので、先人たちがどんな美しい事をしたのか、どんな感動を残したのか、良いものを〈その目〉に〈その脳〉に叩き込む事で、絶対的な「美」が蓄積され、今の時代の技術に合わせて、今の時代を生きる人間の感性だからこそ生まれる何かに変わって行くのでしょう。

アウトプットするにはインプットが必要です。
質の良いインプットは幅広いアウトプットに繋がると思います。

今日の学生さんたちの良いインプット時間になっていたら本望です。
彼らに写真集を開いて貰いたいからこそ、このお店を作ったのもあるので。

さー。皆さんも。
写真集の世界を体験・体感しに来て下さいね!

過去の店主note
https://bookobscura.com/news/5aea9a18122a7d1f480004fa