
【店主note】ウェーバーさんと植田正治さん
改めてBRUCE WEBERを見直すと後のWolfgang Tillmansなどに繋がる要素があって、日本で植田正治さんが「植田調」なんてオンリーワンな表現方法を編み出しましたが、Bruce Weberもまさしくそれなんですよね。
ちなみに、植田さんが砂丘でタケオキクチの撮影をしていた1983年に、Bruce Weberは日本のアパレル企業である「ニコール」のカタログをLAのビーチで撮影しています。
どっちも砂の上でモノクロなので日本とLAで偶然にも同じ事をしていて面白い繋がりがあるのです。
そんな1983年の前年に自身初の写真集となる本書を刊行して、世界から注目を浴びるキッカケになった1冊がこちら。
植田さんと同じレベルで必読の写真集です。