
【店主note】JackDavison
twelvebooksさんオススメコーナーで1番釘付けなのは、この子。
出たー。1990年代s。
木村和平さんといい、濱田紘輔さんといい...90年代熱いわー。
な、1990年生まれのイギリスの写真家、Jack Davison。
本書は2007-2019までに撮影された写真たちで構成されているのですが...
様々な先人の写真家たちの要素が、この時代用に生まれ変わっていて驚愕しました。
Man Ray(マン・レイ)やEdward weston(エドワード・ウェストン)、Alfred Stieglitz(アルフレッド・スティーグリッツ)、森山大道、Ernst Haas(エルンスト・ハース)、Karl Blossfeldt(カール・ブロスフェルト)、Viviane Sassen(ヴィヴィアン・サッセン)、Vivian Maier(ヴィヴィアン・マイヤー)などなど。
こんなに要素が解るのに、彼らを組み直しているのが気持ち良い。
ここまで要素が解ると、見飽きた写真で何の新鮮みが無くなってているはずなのに、めちゃくちゃ新鮮。安心感と充実感すらある。
沢山のバトンを彼なりに受け継いで、彼なりに表現しているのが、とってもとっても良い。もーーー怖い。1990年代s。
しかもこの写真集軽い。木村数平さんの写真集も軽くてビックリしましたが、めちゃくちゃ軽い。表紙がシンプルなのが、中の作品たちをより濃厚にしていて、もはや表紙なんて関係無いのだなと思わせてしまう。
実力勝負で彼は勝者でしかない。
あーーーー。最高。
Jack Davison
Photographs
¥7344税込