
【店主note】2020年もご愛顧頂きまして誠にありがとうございました。
また勢いを増してきたコロナのせいで、気を緩めない日々ではありますが、2020年を振り返った時に、どうしても伝えたい感謝があり、ここに書き記しておこうと画面と睨めっこしています。
まずは、今年も大変お世話になりました。
この1年もお客様たちと大好きな写真集で「わー、きゃー!」言い合えて、こんな年でも一緒に楽しめたことが嬉しく思います。
そんな中でも何よりも私の心に大切に刻み込まれたのはお客様皆様です。
ロックダウンが決まった4月。
突然に次の日から店舗の売り上げが1ヶ月以上も「0(ゼロ)」になるという不安は底知れない恐怖に代わり、家賃は?人件費は?などなど、すぐに答えの出ない不安が底無し沼のように現れました。
考え続けなければいけない問題を、幸い1人ではなく、おやつマガジン編集部の旦那さんやそのアシスタントさんも一緒に考えてくれたので、私には2人も一緒に乗り越えてくれる人がいるじゃん!と勇気に変えて、少しでも判断を間違えて、チンタラしてたら飲み込まれそうな何かに捕まらないように、落ち込む暇も自分に与えずとにかくスピードダッシュで走り始めました。
と言っても、後ろから迫っていた恐怖はすぐに消えて行ったのです。
だって前からどんどんお客様から「これ頂戴!」「これ送ってね!」と、日に日に増していくオンラインの注文という大きな光が待っていてくれたからです。
こんな機会なのでと初注文して下さったお客様、いつもお店を楽しんで下さるお客様、
いつも一緒に盛り上げてくださる作家さんたち、などなどが沢山いることを体感した瞬間でした。
2人だと思っていた「book obscuraを思う心」は、何百人といたのでした。
あまりのお客様たちの力強い支援に、一瞬お店の写真集が品薄になってしまい、これではお店を再開出来ない!と買取のお願いをしたら、様々な場所から写真集が送られてきて、、、もうどこから感謝していいのか。
「1人じゃない。」
ということが、っっっっどれだけ心強かったか。
拙い文章で伝えきれないもどかしさがありますが、本当に救われました。
本当にありがとうございました!!!!!
皆様に支えられすぎて、等価交換が出来ていないことがとても恥ずかしいのですが、これからも写真集をひたむきに愛して、皆さんと共有して、写真集をより多くのお客様に知ってもらえるよう精進して参ります。
今のいままで1人で全ての業務をしてきましたが、やっとアルバイトさんを入れてほんの少しは手が空くと思いますので、今年は忙しすぎて全然対応出来なかった、持ち込みの取り扱い相談など少しずつ対応を広げて行ければと思っています。
(といっても、まだまだ忙しいのでご来店前に一度ご連絡を頂きたいのは変わらずで、突然見本誌を送って頂くのも無しでお願いします。)
来年も写真集という、ご飯より嬉しいものをモグモグ食べて、「美味しーーーー!」と大声で叫んで、皆様と共有して行きます。
2020年。ご愛顧頂きまして誠にありがとうございました。良いお年をお迎えくださいませ。
来年もどうぞbookobscuraをよろしくお願い申し上げます。来年は1月7日(木)からの営業です。
それでは年末年始も素敵な写真集時間を。
/////年末年始の営業に関して/////
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/////過去の店主note/////
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