【gallery】野村佐紀子 写真展 「雫」
野村佐紀子 写真展 「雫」
『海 1967 2022 下関 東京』(リトルモア)の刊行を記念して写真展を開催致します。
一雫が大河となり大海原となるように、人間もまた何かの一雫で形成され、その1人1人が所有する記憶もまた何かの一雫の重なりなのだと思います。
本展を構成する写真作品は、野村佐紀子さんという作家の時間と記憶の一雫が重なり合い海となり、押し寄せては引いて行く波のように届いては、私たちの時間や記憶と溶け込んでいく姿なのかもしれません。
18歳の時に撮影していた作品をはじめ、出身地である下関の風景や野村さんが長年取り組みつづけている男性ヌードなど、10点を展示します。
会期中には野村佐紀子さんとトークイベントを予定しております。トークイベント当日迄に様々な年代の方々に「ヌード」についてアンケートを募り、頂いた回答を元に野村さんと一緒に「ヌード」について考えていこうと思います。
協力:リトルモア、POETIC SCAPE
/////開催概要/////
野村佐紀子 写真展 「雫」
期間:2022年6月23日(木) - 2022年7月18日(月)
営業時間:12:00〜19:00(定休日:火曜・水曜日)
*2022年6月30日(木)棚卸しの為、臨時休業とさせて頂きます。
*緊急事態宣言や新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展示期間などが変更になる恐れがございます。その際は当ページ並びに当店の各種SNSにてお知らせさせて頂きます。
/////トークイベント/////
6月23日より開催予定の写真家・野村佐紀子さんの展示に際し、7月16日にトークイベントを開催する機会をいただきましたので、野村佐紀子さんに「ヌード」の見かたや、ヌードを撮る意味を伺いながら、みなさまにご回答頂きました下記アンケートを元に「ヌード」について考えてみたいと思っています。
「写真集」や「スナップ」など、同じ言葉や音であっても、年代によって使用している意味合いが異なっているのだなと日々感じる瞬間があります。今回題材にする「ヌード」もそれをひしひしと感じているのです。
センシティブな内容ではございますが、各世代が持っている「ヌード」に対しての意味合いを改めて同じ場所に置いてみて、それぞれの世代が思っていることをシェア出来ればなと思っています。
book obscuraのyoutubeチャンネルにてLIVE配信をさせて頂きます。当日もお客様の質問に答えながらお話しを伺って参りますので、こぞってご参加をお待ちしております。
教えて!野村佐紀子先生!Special Talk Event
2022年7月16日(土)19:30〜
出演 : 野村佐紀子(写真家)、黒崎由衣(book obscura)
参加費:無料
場所:book obscura youtubeチャンネルにてLIVE配信
▼bookobscura youtube チャンネル
https://youtu.be/72x-Ai6JFy4
/////アンケート/////
回答頂いた方には、bookobscuraの店舗&ONLINE STOREで展示期間中に使用可能な500円割引クーポンコードをプレゼント致します!
※ご回答頂きましたメールアドレスにクーポンコードをお送りしますのでご記載下さいますようお願い申し上げます。
※アンケートで回答頂いた個人情報は、法令で定められた場合を除き、問合せ回答、アンケートご回答のお礼粗品送付以外での目的では使用いたしません。また、個人情報を第三者に開示することはありません。
※6/22迄にご回答頂いた方は、6/23にクーポンコードをメールにて送付しております。
▼アンケートに答える!
https://forms.gle/NpHBkCd2hinZUFEz8
/////書籍概要/////
野村佐紀子 写真集『海 1967 2022 下関 東京』
著者:野村佐紀子
出版社:リトルモア
デザイン:ひぐち裕馬
仕様:A4変型(タテ303×ヨコ227mm)/104ページ/並製
定価:3,520円(税込)
ISBN978-4-89815-553-0
/////作家プロフィール/////
野村佐紀子(のむら・さきこ)
1967年山口県下関市生まれ
1990年九州産業大学芸術学部写真学科卒業
1991年荒木経惟に師事
1993年より国内外写真展、写真集多数。
おもな写真集に、「裸ノ時間」(平凡社)「闇の音」(山口県立美術館)「夜間飛行」(リトルモア)「黒闇」(Akio Nagasawa Publishing)「TAMANO」(Libro Arte)「雁」(BCC)「Ango/sakiko」(bookshop M)「愛について」(ASAMI OKADA Publishing)「GO WEST」(Libro Arte)「春の運命」(Akio Nagasawa Publishing)など。おもなコレクション先に、テート・モダン(ロンドン)東京都写真美術館などがある。
オフィシャル・ウェブサイト http://sakikonomura.com/