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【店主note】写真を飾る

写真を買う。
額に入った写真を買う。
多くの人は、一生のうちに1度も経験をしない、考えもしない事だと思います。

今回、濱田紘輔さんの写真展を開催していて改めてプリント(写真)って強いなと思ったのでここに書き記してみます。

前回のブログで濱田さんについて、今回の展示について記載していますので、合わせてご高覧下さいませ。
【店主note】濱田紘輔さんについて
https://bookobscura.com/news/5cd509e70b921136db0bb47f

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写真集は「衣・食・住」に関わらない存在です。
もちろんご飯を作る際のレシピ本、ファッション雑誌、インテリアコーディネートの本たちと、衣食住を考える上で資料として使用はしますが、直接的には関わって来ないのです。

本は知的財産であり、写真集は目や脳、心の教養になります。
知識となり、アイデアとなり、心と脳を豊かにしてくれる財産だと私は思っています。

ですが、家に持ち帰った後は本たちは本棚に入れられるので「背表紙」しか視界に入らなくなります。中ページの数々の素敵な作品は、本棚から出して、開いて、ページを捲らないと出てきません。

美しい本棚、インテリアにあった本棚空間は素敵ですが、本の中の美しい作品たちはやはり視界に入りません。

額に入った作品はどうでしょうか。
お家で飾れば、美しい作品が毎日視界に入って来ます。
プリント作品は、家の空間を演出する、家具やインテリア雑貨と同じ扱いが出来るので「衣・食・住」に直接的に関わって来ると思ったのです。

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現在、写真展を開催中の濱田紘輔さんの額に入った作品を見ていて、西海岸っぽい、LAっぽい、爽やかなイメージのお店さんであったり、雑誌のお家特集で掲載されちゃうような素敵なお家ってあるなと思ったのです。

素敵な家、人を呼んでも恥ずかしく無い家、、、憧れです。
でも...家の空間作りってセンスを問われるといいますか、ついつい使い勝手や生活感を優先してしまったり。。。

西海岸っぽいイメージに合わせて家具を買い揃えたり、小物を揃えたりしていくのだと思うのですが、気がついたら西海岸の中に北欧が混ざるなどといった、チグハグな展開になっていたりという経験は誰しもあるかと思われます。

そんな時に「プリント作品だわ!」と思ったのです。

自分の理想とした居住空間のイメージばっちりな写真作品を飾る事で、額装された写真の色や雰囲気を中心として、家具や小物を揃えて行けばいいのだと。

イメージを固定させてしまう。
それは家具でも小物でもなく、イメージ=写真が1番強いなと改めて深く思ってしまいました。
これならば、ブレずに空間を作っていけるなと思ったのです。

賃貸だから壁に飾れないなど問題点は多々あるかと思われます。ホームセンターやトーキョーハンズさんなどで、賃貸でも大丈夫な飾るための画鋲に似た物が売られていたり、もちろん、壁にかけないで棚上に飾ってみたりするのもオススメです。

素敵な額作品に似合うお花を飾って、棚やソファー、テーブルがあって。理想の空間で、理想の生活をしてみたい。

ということで、冬用のシーツから、夏用に代わり、羽毛ぶとんも電気カーペットもそろそろ閉まっていかなきゃ...とソワソワしちゃう衣替えシーズンに合わせて、令和にもなった事だし、模様替えしようかなと店主は思っています。

そんな思いを掻き立てられてしまった、濱田さんの展示は今月27日までです!
ぜひ!飾ったら素敵空間に一瞬でなりそうな作品たちを観に来て下さい!!!

写真作品も額込で27,000円(税込)から販売中でありますすすすす!!!

/////展示詳細/////
https://bookobscura.com/news/5c836cdd78bc9c5dae35b7e3

/////過去の店主note/////
https://bookobscura.com/news/5aea9a18122a7d1f480004fa