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【店主note】ソール・ライターが言っていたこと

定休日中に研究をしながら、ソール・ライター さんのドキュメンタリー映画を音楽をかけるように流していました。

何度も見ているけど、毎度「写真というものをそれなりに知っていれば、わかるんだ。本当に新しいものなどない。これまでの写真家たちの試みを知れば、すごく新しいことなんてないとわかる。」というセリフに、写真という歴史やアートを重んじているのが理解出来ます。
(...当店で展示した熊谷聖司さんも同じ事をギャラリーの壁に手書きしていらっしゃいましたね。)

自分の仕事が写真集になると思わなかったという言葉の後に、 「本は、Henri Cartier=BressonやWalker Evans、Eeugene Atget やAndre Kerteszのような偉大な写真家の為にある。」 とも言っています。

多くを見てきて、多くに敬意を払い、多くの流れの後にいる自分の存在への謙虚な姿勢に何度も胸が打たれるのです。

ソール・ライターの見事な個性は、180年歴史ある「写真」を見てきたからこそ、真似になっていないオンリーワンを見出せたようにも思えるのです。

ソール・ライターの本棚を見るとエヴァンスや写真の歴史本に、図録のようなカタログも見つけられます。
偉大な先人たちやその写真集から「写真」を学んでいたのでしょう。

写真の歴史。偉大な先人。
ソール・ライターが偉人と称えた人からでも学んでみてはいかがでしょうか。

過去の店主note
https://bookobscura.com/news/5aea9a18122a7d1f480004fa